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三国志に関するメモ

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三国志平話

カテゴリを小説にしていいのかよく分からんですが…
翻訳の三国志平話読了!
300ページくらいで後漢時代の説明から晋の滅亡までを描くという充実っぷり。
とはいえ、蜀滅亡以降を数ページでざっくり説明した結果の晋滅亡です。
主要な戦場は押さえているのにコンパクトにまとめられててすごい。
しかし内容は演義でもない、正史でもない設定が色々。
ツッコミをメモに取りながら読んでたらメモが大変なことに(苦笑)

本来死んでる人が長いこと生きてたり、その逆もあったり。
夏侯惇が街亭にいたのが特に衝撃だったかな。
周瑜クラスタとしては、周瑜登場シーンで憤死しそうになった。
周瑜様は仕事投げ出して小喬ちゃんといちゃいちゃするような人じゃないです!!と信じてる!!
でも百万の弓を集めるのが周瑜の功績になってたからそれはありがとうございます。
孫権ですらない…どうして周瑜なんだ…

たぶん今、日本語訳されてる平話って一種類(訳注:二階堂善弘・中川諭)しかないはず。
他にもあったら失礼。
私はこの本読んだのですが、これは本文の下に注が入ってます。
これが結構細かくて、引用されてる故事なども説明してくれます。
私は三国時代以外は漢文の授業レベルの知識しかないので、これが役に立ちました。

この本での一番の衝撃は、注に書いてあった関羽が授かった漢寿亭侯のこと!
「漢の寿亭侯」って意味だと思っていたら、「漢寿(地名)の亭侯」らしい。
寿亭侯なんて侯爵名はなかったそうな。
演義での曹操と関羽の件はなんだったのか!

そういえば、平話は張飛が主人公って聞いてたけどそんなに主人公だったかなぁ?
最初の方は1人で戦功あげて主人公っぽかったけどそれ以降は…
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