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ATM(新とメモ)

三国志に関するメモ

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捜神記

捜神記. 竹田晃訳(1964年)

三国時代以外の話のほうが多いけど、普通に短編集として楽しめました。
左慈や于吉仙人の話とかが載ってました。
演義では使われなかった話がいろいろとあったんだなぁ…
数えてないから実際は違うかもしれないけど、呉に関する話が多かった気がする。
魏はそこそこ、蜀の話は全くなかった…と思う、見落としてなければ。

神様や風習の説明みたいなものから、死んだ人が生き返ったとか予言したとか内容は色々。
「こういう異常なことが起こったときは、こういうことが起きる」という解説も多かった。
ありえないなーっていうものが大半だけど、たまに現代だったらこういうことか…と思うような話もありました。
あまりこういう言葉を使いたくはないのですが、「頭は2つで胴は1つ~」って子が生まれたっていうのは奇形児でしょうね。
性別が変わった話というのもいくつかあったけど、身体的には変わらなかったって話は性同一性障害でしょう。
当時は怪奇現象と思われていたことも時代の変遷(というより知識の増加)で受け取り方が変わるもんですねぇ。

この本を読んでの収穫は、中国では古代から恋人に果実を投げて愛情表現をしたと知れたこと。
創作でいつか使いたい。
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