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三国志に関するメモ
泣き虫弱虫諸葛孔明 第一部(酒見賢一)
- 2013/08/26 (Mon)
- 三国志(小説) |
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泣き虫弱虫諸葛孔明、第一部読了!
タイトルから察することができるとおり魏の将は全く出てきませんが、魏クラスタの私でも面白かったです!
内容のぶっとんでる感もありますが、私は文体が特徴的だと思いました。
ムック本や他の方の感想に「著者のツッコミが入る」と書いてあったけどどういうこと?と思ってたらそういうことか!と。
これじゃ伝わりませんね。
私が感じたのは、ノリがラノベっぽい。
それもギャグ系のやつ(と言ってもラノベはあまり読まないし、最近のものは全く分からないが)
上の一文の、私のカッコ内が地の文で書かれているっていう感じですかね。
読み始めてしばらく、こういう文体と気付かなくて「前書き長いな~どこまで前書きなんだろ?」と思ってました…
第一部の内容としては、この本における孔明とその周辺の人物紹介・孔明と黄氏の結婚・三顧の礼といったところでしょうか。
どの人物もキャラ付けが濃い。
そして内容もハチャメチャだ!と言いたいけど著者のツッコミは「むむむ…確かに」と納得してしまう。
確かに普通こういうことやってたらこう思うよなー、演義(正史)みたいな行動するか?私ならしないわーっていうことが多くて。
これからは正史や演義での人物の行動をどうやって捉えるか、という新たな見方ができそうです。
そういう目線で考えようとしないと見過ごしちゃうんだな…
中国だと(歴史家が創作したから)密談の内容が残ってるっていうのは指摘されて「そうだね!」って思った。
密談だから当人たちが言うことないはずなのになんで内容残ってるんだよ、ほんと。
第二部も買ってきたのですが、しばらくは他の資料を優先しなきゃいけないので我慢!
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