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三国志に関するメモ

カテゴリー「三国志(小説)」の記事一覧

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北方三国志

昨年の11月くらいから読んでた北方三国志、ようやく読み終わりました~
ああ~、めっちゃカッコイイ!!
色々と言いたかった気がしたけど、振り返るとカッコイイしか言えない!!

謀略がしっかりと描かれているって印象が強かったです!
戦場だけが戦いじゃないんだ…
そのため、間者も多く出てきて、当然オリジナルの人物。
他にもオリジナルの人物が多く出てくるけど、あまりにも自然に受け入れられます。
実在した人物と比べて霞んでしまうこともなく、話に深みが増します!

実在の人物に関しても、今までにない人物像が斬新で、とにかくカッコイイ。
馬超はズルいですよ…北方三国志で一番好きな人は馬超ですね!

図書館で借りて読んじゃったけど、これは自分の手元に置いておきたいですね…!
そういや図書館の本がハードカバーの初版だったからか誤字やルビの間違いがかなりあったんですが、文庫版とかでは直ってるのでしょうかね?
流石に直ってるか。
「曹叡」に「そうそう」とルビ振られると、時代的に「曹爽」の誤字なのか「そうえい」のルビ間違いか一瞬困惑するのでやめていただきたかった。
これ何回もあったよ…話の流れで分かるけど。

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小説版 人形劇三国志

もう絶版になってるやつを中古で探して買いましたー
なんでコバルトで出したのかが分からぬ。
今のコバルトと方向性が違ったんだとは思うけど、コバルトシリーズって括りだし、だが何故…

内容はテレビ版をまとめたもの。
上中下巻の3冊に分かれています。
呂伯奢の話がなくなってたり、南征がかーなりカットされてたりと省略はあるけど軸は同じ。
私はDVDを順不同で見てたので、これで内容をおさらいすることができたのはよかったかな。
そして呂蒙殿おおぉぉぉぉ!!!!と叫ぶのも同じでした。
呂蒙ショックの後は死んだような顔で陸遜ふへへ…と薄ら笑い浮かべながらページ捲ってた。
陸遜好き好き。


これは映像の時から思ってて感想に入れ忘れたんですが、勝平の生い立ちって花関索伝がベースですよね?
花関索伝は研究をまとめた本?を読んだだけで原文見たことないのですが。
ていうか原文を翻訳したものってまだないよね…中文読めないから……
関平が関興と関索の役割を兼ねてたんだなーという話。


そういや中巻に綺麗な状態の文庫買うと付いてる紙製の栞と新刊案内が出てきてビックリした。
30年前、1983年の8月の新刊案内でしたよ…
前の持ち主、よく保存してたな。

レッドクリフ小説版

映画は何回も見てるけど、小説版を読んだのでその感想を。
この記事書いたら映画の感想を今更書こうかな…
と、いうわけで映画版と違うとこだけさらーっと。

映画のノベライズ読むのって初めてだったんですけど、オリジナルになかったシーン挿入されてるのって普通なんですかね?
二喬が攫われるとこから始まり、過去や驪姫について掘り下げた話が追加されてました。

大都督夫妻好きは悶絶して死ぬかと思った!
二喬誘拐の話を入れてくる作品ってあんまりないじゃん!?
そんな犯罪してるのに仲睦まじい夫婦になっていく過程にロマンがあるじゃん??
ああぁぁぁ、可愛い……萌える、燃える!!!!
終始このテンションで、もっだもだしながらページ捲っては布団転がってたので文字数多くはないのに読むのに時間掛かった。

驪姫に関わる追加シーンは…曹操を貶めるためですか?曹魏クラスタに喧嘩売ってるんですか??
そう思わなくもなかったけど、好みの踊り子育てて性格悪い子を殺した話が元だったんだって気付かされました。
小説の方が細かく説明してくれてるから親切だなーと思いました。
文字だと行動している人物が誰か分かるから、映画見てる時にモブだと思ってた人が夏侯淵や張遼でビックリしました。
蒋幹がいる時に周瑜と手紙の話をしてた武将が陸遜だったのは小説読まなきゃ分からんだろ。
また映画見てモブだと思ってた人たちの活躍にも注目したいです。

 
そういや最初の方に1回だけ出てきた甘寧興覇さんは甘興とは別人なんですか?ミスですか?

泣き虫弱虫諸葛孔明 第二部

電車の中などでちみちみと読み進めてました。
うん、今回も面白かった!

内容は博望坡から長坂までと進みはゆっくり。
もうね、私がずっと悶々としてたことを作者がズバッと切り捨ててくれるから超スッキリ!
民を引き連れて逃げる意味が分からん!置いてきても殺されねーよ!とか、関羽と合流ってさらっと書いてるけど奇跡的だよね!?とかそういう点。
あぁそうだ、これは三国志を全く知らない人は読んでも面白さが分からないんじゃないかな。

今回は孔明の変人っぷりよりも、劉備の扱いにくさの方が強調されているように感じた。
第一部で孔明…なんてやつだ…と思ったのに、今度は劉備に振り回されて可哀想と思うとは…あの孔明に可哀想という感情を抱くとは!!
劉備軍団の主要な人物は個性強いけど好きです。
ていうか、この作品は嫌いな人がいない。
呉も好きだわ…ヤクザで説明してもらって分かりやすかったです。

ハードカバーは置き場がないので、第三部の文庫化が待ち遠しい。

気付いたら読書感想ブログみたいになってるなぁ…でも考察するには下準備が必要だから仕方がないね、うん。

捜神記

捜神記. 竹田晃訳(1964年)

三国時代以外の話のほうが多いけど、普通に短編集として楽しめました。
左慈や于吉仙人の話とかが載ってました。
演義では使われなかった話がいろいろとあったんだなぁ…
数えてないから実際は違うかもしれないけど、呉に関する話が多かった気がする。
魏はそこそこ、蜀の話は全くなかった…と思う、見落としてなければ。

神様や風習の説明みたいなものから、死んだ人が生き返ったとか予言したとか内容は色々。
「こういう異常なことが起こったときは、こういうことが起きる」という解説も多かった。
ありえないなーっていうものが大半だけど、たまに現代だったらこういうことか…と思うような話もありました。
あまりこういう言葉を使いたくはないのですが、「頭は2つで胴は1つ~」って子が生まれたっていうのは奇形児でしょうね。
性別が変わった話というのもいくつかあったけど、身体的には変わらなかったって話は性同一性障害でしょう。
当時は怪奇現象と思われていたことも時代の変遷(というより知識の増加)で受け取り方が変わるもんですねぇ。

この本を読んでの収穫は、中国では古代から恋人に果実を投げて愛情表現をしたと知れたこと。
創作でいつか使いたい。

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